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「小次郎つばめ返し」

家族のうた 最終回

起きた瞬間から夜9時に照準を合わせ、夕方4時頃から殺気立つ日曜日が終わってしまいました。
先週、今週と視聴して、正義が初めて人のために駆けだした6話、
周りの支えに気付き、大事な人のために行動した7話に至るまでの時間の経過、
すなわちカットされた2〜3話分の「間」が、とても重要だったんだなあと惜しまれてならないのであります。
しかし困難で過酷な条件の中、やれる事を全てやり、
力を尽くしたであろう関係者の方々には敬意を表したいと思います。


ところでワタクシ、あるヒントを元に視聴前から頭の中で最終回を勝手に映像化しておりました。(二次創作というのか)
『自ら歩き出した正義は地道にライブを重ねていくうちに、口コミでジワジワと評判が広まり固定ファンを持つようになった。
 一方新人を抱え相変わらず忙しい日々を送っているミッキーは、
 合間を縫ってライブハウス巡りをし、新人を発掘しつつ正義の姿を探していた。
 数ヶ月経って、自分のスタイルでありながら、人の心を掴む正義の姿を見つけたミッキーは、 
 「大型新人を見つけた」と新人早川正義と再び組むことを社長に直談判。』 
→ここで本放送のホッパーを掲げて(空想:今日から俺がお前のマネージャーだ)ニヤリ。
(空想:その新人「早川正義」のジャケ写を撮るのが洋子)ね?そうですね?←(だれに)
しかしいかんせん、業界はかなり狭いらしく、本放送ではミッキーとすぐに遭遇してしまいました。
三十路男が「友だちになろう」ってこっぱずかしいというか、くすぐったいというか、今どき小学生でも言いません。
しかし敢えて言葉にして伝えちゃう。ハッキリ言わなきゃ分からない相手だからですね。
テレビで見られる早川正義のラストライブ。
静かでありながら強く、そしてドラマの世界を包み込むような優しさに溢れておりました。
時間短縮という憂き目にありながら、そこはぶれることなく、
最初からの着地点であり、まさに早川正義のサクセスストーリーのスタートであったと思います。


人と、社会と、家族と、自分以外全て、関わることを面倒がるこの頃の風潮。
触れた部分は摩擦が起こり面倒このうえない。
確かに摩擦は起こるけど、熱も生まれる。
この全力でぶつかるドラマから発せられたエネルギーを受け止め、充電した2ヶ月間は、
痛いことも多かったけど(いろんな意味で)、楽しく充実した日々でありました。


そしてこれからはただの雑談。
早川正義が他の人であれば数字が取れただろうという仮説を時々目にしますが、
そもそも早川正義はオダギリジョーでなければ存在し得なかった、という事は、
ファンであれば薄々(確信的に)解るのであります。
読み返してみて、感想がほぼ妄想ってどうよと自分ツッコミ。