oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

ジジ様の新しいスタート

突然ではございますが、義父が本格入所することになりました。
数年前、入所の申し込みをしたにも関わらず、
「介護度も2だし、まだ義父が自分で出来る事も多いので急ぎません」などと、
だらだら逃げ腰だったワタクシですが、話を頂いて、ついに決心をいたしました。
家が義父にとって、居心地の良い場所では無くなったと感じたからであります。
昨年から入退院を繰り返し足腰の弱った義父は、
段差やクランクのある自宅の移動も苦痛で、むしろ辛そうでありました。
目に見えない義父にとって、今過ごしている場所が「家」のようで、
施設でも病院でも身の回りの世話をしてくれる人を、私や主人の名前で呼んでいます。
それならば一番心地よく過ごせる「家」に居るのが一番かと思うようになったからであります。
自宅が一番に違いないという、介護者や家族の思い込みを捨てる事にしました。
長くはない人生かと思います。
これからも本人が心穏やかに過ごせる方法を一番に選択していきたいと思います。