oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

おば様は最大の敵にも味方にもなりうる

アレコレ隠したいお年頃である。
サイズに間違いが無くてもシルエットが間違い
・・・という事が大いにあるのだ。
若い頃、あれだけ避けてきたハウスマヌカン(無形文化財級言語)をつかまえて
「コレ、ちょっと体にぴっちりし過ぎて無いですか?」と聞くと、
「ピッタリした方が良ければこのサイズで、緩い方が良ければもう一つ上のサイズで。」
と何のヒントにもならない事を仰るのである。
「あの、横にシワが入るんですけど、サイズが・・・・・」小さすぎるんでしょうか?と続けようとすると、
「しょせん、既製品ですので。」と宥めるように言うのであった。
私にとってジャストサイズなのか、専門のアドバイスを聞きたかったんだつーの!
結局気をそがれた私は、購入を諦めたのである。
値札の金額は商品価格である。
しかし実際客は、商品を購入するまでのプロセスを含めてお金を払っているんだなとつくづく感じたのであった。


ということを思い出しつつ、年賀状を頼みにきたご婦人のご家庭の内情から近所のうわさ話まで、
数十分付き合う師走である。