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「小次郎つばめ返し」

すばらしき老人力

休日に負傷し、内科のドクターに応急手当をしてもらった実家の母を、
週に一度開かれる整形外科へ連れて行ったのであった。
整形外科は都会から出張してくるドクターを待ちわびる高齢の患者で溢れ返し、
2〜3時間の待ちは通常、まるで市場のような賑わいになるが、
昨日は患者が母を含めてたった2人。
「今日は少ないですねえ」と顔見知りのレントゲン技師に言うと、
「稲刈りが始まったからね。」という事であった。
杖をつき整形外科へやってくる弱々しい普段は、仮の姿であったか!
稲刈りシーズンは忙しくて病院にやってくる暇がないというお年寄りたちが、
逞しすぎて笑えるのであった。