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「小次郎つばめ返し」

立場変われば

出入りの各営業さんは訪問の曜日が決まっていて、
訪れる営業さんの姿を見かけては「ああ今日は何曜日か」と分かったものだが、
毎週の訪問が隔週になり、「今週はお伺いできないので宅配で送ります」になり、
そのうち1人減り、2人減り、とうとう電話だけの応対が多くなってきた昨今、
市街地よりさらにガソリンと時間を使って1時間山奥へ入り、
「今日は注文ありませーん」では、それも仕方あるまいと思うのではあるが、
先代社長から長年の付き合いのある業者さんがほとんどのため、うら寂しさを感じる。
「うちのような小さい田舎印刷所には来ないんだね!そう言う気ならわかった!」
と憤慨する血の気の多いキバコさんをなだめるのに一苦労だ。
しかし「名刺の注文があるので来て貰えませんか」と電話をいただくお客様に、
我が社も「ファックスで原稿を送って頂けませんか?」と言わざる終えないのである。