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「小次郎つばめ返し」

東京記 2日目 無駄じゃないの、備えあれば憂いなしなのよ

母の本番はむしろこれから。
新岩国駅到着最終便に乗るため、一刻も早くで東京駅に戻らなければならないのであります。
(東京駅から来たばかりなのに)
数千人の受験者が一斉に駅へ詰めかけるハズ。
息を切らし人と人の間を縫いながら、あらかじめ用意していたチケットで改札口を素早く抜け、
阪神タイガースが20年ぶりに優勝したときの甲子園駅の混雑を知るワタクシは、
なだれ込む乗客を避けるために、ホームの奥へ奥へと進んで行ったのでした。
しかし到着した地下鉄はガラガラで、母娘はそこかしこに空いた席へ余裕で座れたのであります。
東京駅に着いたのは最終便の1時間半前。
勢いで新幹線の改札口を通ってしまったワタクシは、恥ずかしいから止めてという娘を振り切り、
駅員さんに「早く入りすぎたので一旦外へ出して下さいませませ。」とお願いしたのでありました。
娘の冷ややかな視線を感じないワケではありませんが、
「新幹線の改札を早く入りすぎた時の対処方法」(滅多に役立ちそうにありません)を実践し、
身をもって娘に教えられた事は有意義であったのではなかろうかと言い聞かすのでありました。