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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 龍馬伝 第4部 第46回 『土佐の大勝負』

いやもう、日本人大反省会の回でしたか。
なんというか、針のむしろ的居心地の悪さ・・・・・。
龍馬が口にする未来は、ワタクシには叱責に聞こえ、胸の痛みとなって残りました。
ぬるま湯に浸かったあとビールを引っかけ、一杯加減で見たりして誠にスマンことです。


酔わずにはいられないこんな世が嫌になったのか?
身動き取れない自分が嫌になったのか?
なぜ大殿様が「諾」と言ったかなんて、そんな細かい事はもういいやと言う気持ちになった直談判。
汗を滲ませながらギラリと目を剥く後藤象二郎と、
ただ静かに涙を流す龍馬の一歩も引けない覚悟が優位に立ったとき、
大殿様は縛られたものから解き放たれたのでしょう。
「説得」というのは言葉じゃなくて、気迫なのかもしれんと思った次第です。
ミニエー銃を買い上げ、龍馬たちに下駄を預けた大殿様。
「決してわしに徳川へ銃を向けさせるな」という無言の約束を彼らと交わしたのでありました。


一方、生まれてこの方「敵」であった上士たちから、1人の有能な経営者として認められ驚く弥太郎。
止められない大きな変化が起こりつつあります。
世の中が変わるということは、1人1人の意識が変わるという事なんですねえ。