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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 龍馬伝 第4部 第45回 『龍馬の休日』

だから別れのシーンのスマイルスローモーションはやめい!
個人的な好みで言えば、ここぞという時のスローモーションは苦手なんですねえ。
その・・・映像で2人の感情が説明され過ぎているような気がして。
それに振り返り+スローモーションは「別れの定番」というか、映画やドラマでよく見かける気がいたします。
龍馬伝ならではの、龍馬とお龍の「印象的な別れのシーン」があるかなと思っていたので、
若干物足りなさを感じました。(どんだけ欲張りなんだ)


お元とか、後藤様とか、弥太郎とかと濃密濃厚なやりとりがあった直後なので、
龍馬とお龍の関係がワタクシの頭の中で薄められ、
「スローモーションシーン」だけで愛情や絆を補ったように感じたのも、
私が残念に感じた要因かもしれません。
お龍が維新の後、再婚していたという事も衝撃!
大変お龍らしい気はいたします。
亡くなったあと、龍馬の妻としてお墓が建てられておりましたが、
じゃ再婚相手の立場は?
・・・などという方に気が向くワタクシは、どうせオバサンです。(開き直るか!)


昔は自らも売って歩いていた鳥かごを壊し、飛び立つ決心をした弥太郎。
その表情には土佐商会を追い出された口惜しさや不安はなく、
むしろ自由に飛んでいける喜びと希望に満ちておりました。
実質丸裸、無一文の弥太郎。
しかし土佐商会で得た人脈と商売の知識とノウハウは、何よりの財産のようです。
結局一番頼りになるのは、人間自身なんですねえ。


「お前さん、やるかい?」
後藤様はドンドンと美味しそうな香りを放ってまいりました!
負けず嫌いで、何かと龍馬を目の敵にして競っていた吉田東洋様時代と変わり、
自分の苦手は、得意な奴にやらせようという上に立つ者の風格がでてきました。
龍馬を伴い、大殿様やワタクシをどう追い詰め説得するのか?
次回が楽しみです!