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「小次郎つばめ返し」

これは大きな一歩なのだよ娘

娘が3年になった時、担任から「過去問を解いて、ドンドン職員室に聞きに行け。」と指導を受けていたようだが、
7月の3者懇談では、まったく職員室に行っていないじゃないか!と叱られていた。
しかし、娘の人見知り&引っ込み思案は半端無い。
自分を中心に半径1m以内にいる人にしか話さないんじゃないかと思うぐらいで、
ましてや職員室に突撃するのは相当の勇気が要るようだ。
11月に入ったこの追い込みの時期、まだ一度も職員室に行っていない様子。
複数の先生から「頑張ってるか?」と声をかけられ、
「数学の先生たちが寂しそうにしていたぞと担任の先生が言う」と言っていた。
とうとうシビレを切らした担任から、「あの滑り止めに行くぐらいなら浪人しろ!」とまで言われたようだ。
娘は自分自身が地味で目立たないと思っている様子だが、
話を聞くにつれ、どうも目立たな過ぎて目立っている節があるように思う。
娘が勇気を出して職員室の戸を叩くのを、担任をはじめ、進路指導の先生や各教科の先生が、
固唾の飲んで見守っていると思うとちょっと可笑しい。(こら)