oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

それをまた着ていたんじゃなかろうか!

我が家の問題児ドラム式洗濯機は、修理したその日からいきなりエラーが出てしまった。
しかし取りあえず洗濯は出来るようになったし、乾燥途中のエラーなので、
「半乾きを手で干せば乾きは早いし、何より電気代も掛からずに済むわい、うしし」
などと主婦らしい打算が働き、そのまま使用していたのである。
半乾きとはいえ種類によっては、ほとんど乾いているものもあるが、
綿か化繊か、または厚みの違いかもしれない。
「このセンサーの取り替えで直らなければ、全部取り替えるので3万円掛かる」
と修理員さんから聞いたのも、このまま続投の大きな判断材料であったが、
気になる点がもう一つあった。
それは洗い終わった洗濯物が、ほのかに臭うのである。
梅雨前から故障していたので、ひょっとしたら洗濯槽がカビだらけなのかもしれない、
そうだったら3万円もかけて修理するのは無駄ではないか?
などと考えたフリをして、ダラダラ結論を2週間経った現在まで引き延ばしているのであった。


歯磨きをしながら、稼働中の洗濯機を見ると「すすぎ」であった。
脱水が終わるのを待ってすぐに取り出して干そう。
洗濯槽に留まらなければ臭いが移らないかもしれない、と思いつつ覗き込むと、
「すすぎ」に関わらず、洗濯物は濡れていないように見える。
顔を近づけてさらに見る。顔を横に傾けて見ても、やはり濡れてないのである。
『まさか・・・・ひょっとして、今まで水がまったく出てなかったのはなかろうか。
 2週間、液体洗剤が掛かった洗濯物をクルクル回していただけだったのではなかろうか。』
というオソロシイ仮説が、ワタクシの頭に浮かび上がったのであった。