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「小次郎つばめ返し」

後日談 その1

ヘルパーさんとコミュニケーション不足であったと大いに反省した翌日、
職場からヘルパーステーションの主任に
「ワタクシの説明が至らなくて・・・」と電話を差し上げ、こちらの希望を申し上げたのである。
やはりヘルパーさんは義父だけの部屋にクーラーを入れ、
義母の方には冷気が当たらないように・・・と勘違いされていたようだ。
顔見知りで懇意の主任に詳しく説明、談笑して話を終えたのである。
これで数人のヘルパーさんにも連絡が行き届くであろう。
猛暑続く今年の夏の中でも暑さ最高クラスの夕方、帰宅して義父母の部屋を確認すると、
義父の部屋に取り付けたクーラーは正常に「冷房」稼働、小窓も閉めてあった。
義父母の間の襖も開けられ、今度は義母の部屋にも冷気が送り込まれているようだ。
しかしどういうわけか、義母の部屋の他の出入り口、および廊下の障子は全開。
せっかく義母の部屋に流れこんだ冷気は、開け放れた出入り口および廊下へ、
さらに玄関、窓の開いた書斎を通って、網戸全開のリビング、換気の良い風呂場と拡散し、
屋外へ果てしなく流れ出していたのであった。
まるで太平洋に向けて扇風機を回しているような状態に
義父母の部屋はエアコンを点けているにも関わらず、外気と同じ温度だったのである。