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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 龍馬伝 第11回 『土佐沸騰』

まさかの「武市半平太、あとの祭り第三弾!」でございました。
痛いというか、もう痛々しい。
様々な犠牲を承知で事を起こすなら、痛みも全て自分で引き受ける覚悟が要るはずですが、
重大で悲惨な結果から目を背け、自分が傷つかないように大義名分を掲げて本質をすりかえる。
武市は「武市組」の担任、または級長として、大勢の人の上に立つ気持ち良さに浸りたいだけのように思えます。
武市を中心にして下士が続々と集結し始めておりますが、
「俺はこれだけの人数を集めることが出来る凄い人物なのだ!」と、
「所詮それだけの器」と言い放った吉田東洋に見せつけて鼻をあかしてやりたいのでしょう。


と、武市先生を毎回ズタボロ書いておりますが、感想のほとんどを武市半平太に充ててますねえ。
どうなんだ、これはワタクシの歪んだ愛なのか!?
龍馬はそりゃカッコ良いですよ。
武市道場でその他大勢に囲まれる龍馬や、上士の家の門をヌッと入ってくる龍馬を見ると、
「おおー!やはし龍馬は大柄でないとイカン!金八先生ではイカンのだ!」とテンションが上がり、
縁側で三味線を弾く龍馬を見ると、
「うおっ!やはし龍馬は粋でないとイカン!金八先生とは違うのだ!」とテンションが上がり、
役者さんに何の先入観も持っていない芸能音痴なワタクシは、簡単に福山龍馬を信じる事ができます。
あとは物思いに耽る時の表情がいつも同じように見えるところだけです!(オイ!)
で、相も変わらず、龍馬に美味しいところをさらわれる弥太郎。
「なんでだよ!何故またおまえなんだよ!」と言いたくなる気持ちもよく分かります。


吉田東洋先生は・・・、というか田中萊(文字化けしてませんように)さんは、
どうやってあのオーラを身につけられたんでしょう!
一瞬じゃなく劇中出っぱなしですもん、オーラの蛇口開きっぱなし。
威圧されて、ただただ顔を眺めるだけで、セリフが頭に入ってきません。
省エネのため、使わないときは小まめに蛇口を閉めましょう。