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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 龍馬伝 第10回 『引きさかれた愛』

うわ〜もう最悪や!
先週に続き「武市半平太、あとの祭り第二弾 開催中!」でございます。
武市が「これが最上の道だ」と信じて突き進むならまだしも、
山本琢磨の事といい、平井加尾の事といい、自分で言い出した事にあれこれ揺れながら思いを巡らせて、
いや、人間だから迷う事はあって当然ですけど、結局気持ちがどっちつかずのまま、
「あ、やっぱちょっと待って・・・」と撤回して、覆水盆に返らず状態。
中途半端が周りも自分も不幸せにするという悲惨な展開です。
どうせなら「これしかない!」と言い切ってヒールに徹して欲しいですねえ。
でないと、悔い苦しむ武市半平太にも情が湧いて気持ちが忙しいです。


迷うほどの選択肢がない弥太郎は、逆に徹底して「自分のみ」を信じて爆走中です。
アイテムは自分のみ!怖いモノ無しです。
その弥太郎も龍馬を前にすると萎縮を隠すように悪態をついてしまいますが、
「こいつには所詮敵わない」という事が分かっているからでしょう。


吉田東洋先生は、ただ廊下を歩いているだけで日本刀がむき身で歩いているような、
異様なオーラを発していて、テレビ前のワタクシもびびりまくり。
武市がこの真剣を前に、切られないように楯を持って鎧甲をかぶりたくなる気持ちも分かります。
来週はいよいよ「土佐勤王党」立ち上げです。
武市の吉田東洋への仕返し的攘夷がドンドンと加速していくようです。