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「小次郎つばめ返し」

俺たちの旅 後編「ディスカバリー イワクニ」

翌朝ホテルを出た3人が、特に行く当てもなく海沿いに車を走らせ、
市内のボウリング場に着いたのが10時前でございました。
渋るゾウアザラシ2頭を説得し、腕を回しながら階段を上るとそこには上記の張り紙が。
・・・・・まるでマンガのような展開。
アクシデントを背負う女と呼ばれるワタクシの本領が発揮されてしまいました。
「慰安旅行を楽しまなくてはならない」
切羽詰まった私たちは、苦し紛れに地元錦帯橋へ向かったのであります。
駐車場で覚えのあるチラシを持った地元の業者の方から試食の案内と土産の宣伝を聞いた後、
「どちらからお出でですか?」と聞かれ、
『○○印刷所です。いつもお世話になっております。』と心で挨拶し、
ええまあ、この近くです。と濁したのであります。
「商工会の人に会わないといいけどねえ。」と言いつつ、
カメラを提げ完全観光客化した3人組は、
錦帯橋&ロープウエイ往復、天守閣入場のセット券を購入して、
カメラを構えるカップルには「一緒にお撮りしましょうか。」と旅の想ひ出作りに協力し、
天守閣では「景色良いねえ。」と殊更大きな声で感動し、
「名橋 錦帯橋」の魅力をアピールしたのであります。
そして観光客でなけでば分からない地元の魅力に気づいたのでありました。