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「小次郎つばめ返し」

傘がないはアコースティックギターだけが好みですが

昨夜の井上陽水特集、艶やかでノビのある歌声に驚き、固まり、
迫ってくる陽水さんの情感の大波に圧倒されて、私は声もなく。
いわゆる「傘がない」「夢の中へ」などのヒット曲しか知りませんが、
子どもの頃に「不思議な詩だな。」と強く印象づけられた覚えがあります。
今大人になって聞くと、詩は確固たる解釈も結論もなく、相変わらず不思議のままなんですが、
自分の心のありようで幾らでも受け取り方が変わり、
う〜ん説明は難しいんですが、そのー、絵に描いてみたい詩、そういう感じです。(余計わからんわい!)
旦那はこの「不思議な詩」がいつまでも苦手なようなので、
大人になれば美味しさのわかる「ネギのぬた和え」や「かぶら煮」「春菊」とは違い、
人によって受け入れ易い、受け入れにくいの好みが分かれる詩のようです。
高校生の娘は小学生の頃「少年時代」を学校で歌いすぎて飽きたと言っておりました。
陽水さんの詩、特に「少年時代」が現在進行形の子どもが歌う歌ではないなと思うのであります。