oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

オフ会つれづれ

集合場所へみなさんより早めに到着する予定だった(つもりの)私は、
そこへ向かう途中の「豆子郎本店」で密かに土産を買い、
中原中也記念館でさりげなく展示物を見てメンバー到着を待ち、
後ろから「小次郎さん?」と声を掛けていただくというシチュエーションを頭にえがいて、
前の晩から「ごきげんよう、皆様」と繰り返し挨拶の練習をしていたのに、
駅ですでに皆さんは集合、ワタクシの到着を待っていたのでありました。
そうとも知らず、私は改札から乗り出してこちらを見ている方々をチラリと見た後、その横をスタスタと通り過ぎ、
「さて豆子郎本店で何個入りを買うか・・・」と言う事に心を飛ばしていたのであります。
だから突然声を掛けていただいた時は手に「汗握りドキドキっ!!!」の暇もなく、
驚きのあまり、おばさんがよくするように(まあ、おばさんには違いないけど)前へ背中を丸めて皆さんを指差し、
「あらやだ!もう来てたの!?」みたいなポーズを取ってしまいました。
でもこの出だしの失敗で大変気が楽になり、その後は気兼ねの無い楽しい時間を過ごさせていただきました!


集合場所の湯田温泉は、開湯が約600年前という(wikipediaより)山口を代表する温泉地ですが、
鄙びたといえば聞こえは良いけど、昔の賑わいを彷彿させる建物が今はいくつも空き家になっていて、
それが余計寂しさを感じさせるのであります。
せっかく滅多に用のないシークレットブーツを履いてるのだから、すくっと立って美しく歩こうと思うのに、
狭い道路と古いアスファルトの凹凸のある歩道で、二足方向(歩行でした・・・)で歩くのも難しく、
ふらつかずまっすぐ歩く事に懸命だと悟られないよう苦労したのでありました。
昼食は・・・なんていう店だったかな・・・・・ちょっと忘れましたが(コラ!)和食のコースを出す店で、
座席は年代を重ねた人々に優しい掘りごたつ調、
店内は年代を重ねた人々に優しい仄暗さ、
料理も年代を重ねた人々に優しい多種少量で1品ずつゆっくりゆ〜〜くりと出され、
オタに優しい暖簾に区切られたスペースで他のお客さんを気にする事無く、
3時間半、心おきなくあんな事やこんな事をワイワイと話しながら親交を温め合いました。
「あんな事やこんな事」と相当乱暴に省略したのはボカしたのではなく、
舞い上がっていた上に内容が多岐に渡って覚えて無いからです。
強いて言えば・・・エロ関係だったかな・・・。(強いて言うほどの事はないか)
ハンドルネームで何の抵抗も無く呼び合える不思議体験でした。


楽しい時間はあっと言う間に過ぎタイムオーバー。
湯田温泉の滞在時間は約4時間、駅→和食処→駅のほぼ直線数百メートルの折り返しで、
実に行動範囲の狭い一日でした。
一番遅くに来て一番早く帰る不届きなワタクシを、わざわざ駅まで見送ってくださった皆さんに、
なんとキオスクで土産物を買って渡すという不届きの上塗り、どうかお許しください。
(だって“舌鼓”美味しいの)
都会のオダギリファンの方々は、舞台挨拶やトークショーで同好の士が集まった時に
こんなに楽しい時間が過ごせるのかと羨ましくもありますが、
西の端に集まり、こういう機会をわざわざ作ってくださった事に本当に感謝しております。
いつかまた次回の為にも体調を整え、元気で過ごしたいと思います〜〜。ありがとうございました!