oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

でもそれを許しているのは我々日本の大人だって事になるんでしょうねえ

予算があらかじめ決まっている公共の団体はどこもやりくりが大変だと思うが、
特に先日まである事情で(岩国ですから・・・)市に予算が全くなかった我が市の学校は、
この冬は灯油を買うお金もなくて、職員室は暖房無しだったと聞く。
ある小学校でも、行事に使う生徒の送迎バスに冬タイヤが予算が無くて付けられなかったそうだ。
そんなギリギリの状態の中、なぜか年度末は公共団体からいつものように仕事がワンサカ。
封筒やパンフ、罫紙など「納めるのは後でいいです。先にお金を払います!!」とみんな気前がいい。
灯油は灯油の予算、印刷は印刷の予算、行事は行事の予算と用途別に予算が決まっていて、
印刷の予算が余ったからといって灯油に回す・・・ということはできないらしい。
しかも、それぞれの予算は使い切らないと次年度にそれ相応の予算がもらえないそうである。
だから10年分もありそうな罫紙や封筒の注文が、3月31日に飛び込みで次々と舞い込んでくるのだ。
なんてばかばかしい!
子供の生命を守るタイヤの装着や、暖かい教室で過ごせる事になぜ回せないんだろう!
・・・・・と憤慨しつつも仕事がくるのは、会社としてはやっぱり助かる。
せめて学校の味気ない封筒を楽しく使ってもらおうと
デザイン変更をサービスする儲からない会社だ。