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「小次郎つばめ返し」

鹿男あをによし 最終回

ヤ、ヤバイ・・・とうとう鹿が可愛く見えてきたような・・・。
特に小憎たらしい目と、反して口元のあたりが可愛くプクリと膨らんでいるのを正面から一緒に見ると、
「このツンデレめーー!!」と藤原君のように顔を挟みたくなります。
奈良の公園で鹿に話しかけたくなる人がいるかもしれませんが、
くれぐれも顔を近づけすぎて鼻を引っ付けられないように気を付けてください。


ここまできたら儀式が無事に執り行われるのは分かってましたが、
気になるのは皆さんのその後であります。
藤原君、まさか付き合ってた気になってたなんて・・・。そうかそうかそこまで思いこめるか。
ドラマだし可愛いし「気持ちが通じればいいね!」なんてほんわ〜か見守られますが、
一歩間違うとストーカーですよ。
佐々木蔵之介(いいかげん覚えてやれ)は結局、ただの美術の先生だったのかい!
あれだけ要所要所に絡んできたら「一枚噛んでるな・・・」と思うじゃないですか!
小説だともっと細かく登場人物達のエピソードが積まれてるんでしょうね。
もうドラマは終わったけどちょっと読んでみたくなりました。


正倉院展は学生の頃に見に行った事があります。
同行してくれた外国の友人が、やたら「where is the bath?」(間違ってたらスンマセン)と繰り返すので、
正倉院に風呂なんかあるかい!と「そんなものナイナイ!」と言ってたら、
苦悩の表情を浮かべ、汗を滲ませてたので???と思っておりました。
後で知ったんですが「where is the bath?」ってトイレはどこ?って意味だったんですねえ。
そんなこんなで正倉院といえば「エンペラーのベッド」よりトイレ事件が記憶に残っております。
このドラマで一番印象に残ったのは奈良の風景の素晴らしさじゃないでしょうか。
とくに藤原君が「つき合いが始まった」と思い込んだあの高台の景色は、
正倉院よりも東大寺よりも石舞台よりも法隆寺よりも、
いにしえから続いてきた人々の暮らしを思い起こさせ、
昔の人々も受けたであろう風を感じる場所でありました。


ところであのロボ鹿を奈良県が借り受けたいとテレビ局に要望しているそうですが、
もし実現したならば奈良でいろいろと物議を醸しだしている新しい「鹿男」キャラと一緒に
奈良のアピールを頑張って欲しいものです。