oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

おまえ100まで、わしゃ99まで

いつもじいちゃんが潜り込んでいるコタツの部屋へベッドを下ろしたら、
そこが一階なのか二階なのか頭で整理できず混乱している模様。
いつも一人で歩いてくる廊下も玄関前も、手を引いて誘導しないとリビングへ来れなくなりました。
まあ無理もないです。
目の見えないじいちゃんが10年以上かけて家の配置を体で覚えていたのだから、
また新しい環境に馴染むのは時間が掛かりそうです。
「ツマラナイ者になった、みんなに迷惑を掛ける、死んだ方がマシだ。」
と泣き言を言いつつリビングにやってくると、
足が痛くて部屋に閉じこもっていたばあちゃんが久し振りに食卓に来ていることを知り、いきなり元気に。
「よう出てきた、よう出てきた!」とばあちゃんの肘をさすりながらご飯をモリモリ食べ、
「ごちそうさまでした。ありがとうございました。」と活力に満ちた声。
おりゃー!落ち込みは3分で終了かい!!と内心ツッコんでおきました。