oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

言葉はただの記号なのか

先日行われた中学生の職場体験の感想がPTA会報に載せられるため、印刷所に持ち込まれました。
個人誌や広報、時には難解な専門書などいろんな原稿の文字打ちをするけれど、
中学生や小学生の作文の文字打ちは大変楽しい作業です。
今年約30人分の原稿を文字打ちをしていて一番目に付いたワードは、
『疲れた』、次に『大変だった』でした。
どんだけ疲れてんだ中学生!
内容も『どこどこで何をしました』という説明文の最後に上記の『疲れました』と『大変でした』が続くだけで、
どんな風に疲労したのか、それでどんなことを感じたのかが伝わってこず、
新しい発見や未来の目標がどこにも見あたらない作文を打ち終えたときには、
私が少々疲れました。
彼らにとっては職場体験が授業の一つでしか無いんだなぁ。
しかし保護者の文化祭見学の感想で『ハンドベルの演奏はグーでした!』と書いてあるのを読み、
そうか、苦しい、楽しいなど感じていても、それを言葉にして相手に伝えるのが難しいんだなと思った次第です。
う〜〜〜ん、私ももっと本を読もう。