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「小次郎つばめ返し」

帰ってきた時効警察 第4回

「催眠術は、推理小説にはタブーだと言っても過言ではないのに… 」
【脚本・監督/ケラリーノ・サンドロヴィッチ】ゲスト/ともさかりえ犬山イヌコ
今回もイクラだー、マグロだー、ウニだーと主役がてんこ盛り海鮮丼の様ですが、
その中でも特に何が新鮮だったかというと“霧山君と真加出くんの指からませお手手つなぎ”ですねえ。
オダギリファンにとって新鮮じゃないですか?新鮮ですよねえー。
もうどんなラブシーンよりドキドキでございましたっ!
「キーーーッ!!まん丸真加出のくせにっ!!」とならず、
「あらっ!見たわよー霧山君。だれよこの娘。」
と、近所のオバサン化した自分にちょっとガッカリですが。


『早め亭』のイヌコちゃんとか、ヒッピーテイストがグンバツ(古!)に似合う三日月ちゃんとか、
もうー出てくる出てくる!息もつけない、つーか、むしろ息苦しいほどです。
息もつけないって言うと、大抵スリル!スピード!サスペンス!アドベンチャー!ラブ&ピース!(意味無し)
と相場が決まってるんですが、ボケネタで息もつかさせないってのが時効警察らしい。
しかし、なんだか「帰ってきて」から全体的にパワーアップしてるような・・・。
脚本家の方々の内に溜めたマグマを爆発させるようなネタの大放出ですが、
視聴者と同じく続編をまだかまだかと待ちわびていたんでしょう!
というか、小うるさいファンの多い時効警察が続編になったときに備えネタを備蓄していた・・・
といったほうが正しいか。


小説家の担当さんの一秒に一回変わる髪型に気分を悪くされた方はいらっしゃらないと思いますが、
あのシーンは画面から目を剃らして話を聞いていないと、髪型に目を奪われ、
担当さんの説明する人間相関がまるっきり頭に入りません。
適度に目を剃らしてご覧になった方がよろしいでしょう。
どうなんでしょう?
やっぱアレはオダギリ氏に対するオマージュとかリスペクトとかワーニングとか(もういっぱいいっぱい)、
そういうケラさんのメッセージでしょうか?


<今週の確信>
「ミレニアム以降、確実に技が増えてます」
イラストは後日です。