MTV SCREENー蟲師

久し振りにCSの番宣番組を逃さず見ることが出来たので簡単にレポなどを。
番組は蟲師の映像が流れる中、大友監督や出演者の方々のコメントが挟み込まれていましたが、
オダギリ氏のコメントを抜粋したいと思います。
VTRはネットの動画をほぼ見ることが出来ない私には初見の映像ばかりでした。
角の生えた幼い女の子を見つめるギンコのアップから一転、
黒いハットからはみ出しそうなボサ髪、白いシャツに黒い太めのサングラスをかけたオダギリ氏が現れると
「アンタ、一体誰！？」と思わず吹き出してしまいましたよ。
外見も雰囲気も同一人物に思えません。
「ボクが第一印象をうけたのは、時代だったり性別だったりを越えた存在の仕方をしてるんだなと思って…。
　そういうことを気にしつつ、残しながら出来ればいいなと思ってました。」

次のインタビューは部屋の中、バックに蟲師のポスターが見えます。
他の番組で見たことがあるので、同じ日にインタビューを受けているんでしょう。
「原作の漆原さんが、CMを見てて『ギンコはこの人だ』と言ってくれたって言ってたんで、
　なんか安心じゃないですか。原作者がそう言ってんだから、大っきいじゃないですか。
　他の人がどう言おうと・・・」
自分で言いつつ吹き出して、クックックと肩をゆらすオダギリ氏。
ええ、そりゃそうです。生みの親がそういってるんですから。
「そういう心強い支えみたいなのはありましたね。」
存在がギンコだと言って貰ってるんだから、これほど心強いことはありませんねえ。
インタビューを受ける間、画面左ではメイキングをやってましたが、
正直な私の目がオダギリ氏の動く口元ばかり見てしまい、あまり覚えておりませんです。

最後にオダギリ氏から視聴者にメッセージ。
「MTV SCREENをご覧のみなさん、オダギリです。ご無沙汰してます。
　大友さんは普段から自転車に乗りながら音楽を聴いてらして、音楽好きな方なんですよ。
　そういう音楽好きな方が撮る映画ってとても面白いし、興味深い音楽がたくさん入ってて、
　MTVをご覧の方にはいい刺激になるだろうし、映画だけじゃなく音楽を楽しめる作品だと思うので、
　スクリーンで、いい音で、映画館で観ていただけたらと思います。」
素晴らしい！！！ハラショー！！
オダギリ氏はどの作品も、その作品ごとの魅力を本当にうまく拾い上げますねえ！
お願いですから、こういうのを流してください地上波制作の方々。
オダギリ氏の言うとおり、大正琴のような不思議なBGMに大変興味をそそられた私でした。