oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

[オダギリジョー]「ゆれるミーハー編」

なんでも時期というものがありますけど、
バナナでいうとちょっと黒ゴマが入るあの時期、
柿でいうと所々透明な朱が入るあの時期、
イチジクでいうと、割れた赤い果肉から芳香が漂うあの時期、
オダギリ氏は時期が来た果実のように、甘い香りをムワンムワンと放つので(他に言い方ないんかい)
私はさしずめ匂いの漂う果物に惹きつけられるハエのようでありました。
何しろ、ほら、あの・・・・ね、初めて本当らしく見えましたよ。ええ。(だから何が)
表面的にはあまり分からないけど、青少年の時期を過ぎ、
確実に変化した大人のちょっと崩れたシルエットが・・・、
う〜ん、真綿に包みすぎか。
要するにリアルな20代後半の体つき、筋肉の付き方だとか仕草だとか、
そういう所もビビビッ!と来て、ガーン!と来て(興奮のあまり我と言葉を失っとります)
大変嬉しゅうございました。
む〜ん、飛ばしつつもその辺ばかり言及するのは何だか罪悪感が・・・・。
いや、猛的にはいいんですよね?そういう役柄なんですから。
セクハラ発言じゃないです。
「笑う」「泣く」「怒る」「はにかむ」「戸惑う」「いじめる」「いじめられる」
「走る」「脱ぐ」「濡れる」「あんなこと」「こんなこと」、
まさに2時間強い芳香で攻撃されっぱなしの私は、
館内を出た途端にソファーへ座り込んだのでありました。


甘みの過ぎた果物は苦みと渋みを増してくるけれど、
出来ればそんな渋みを増したオダギリ氏もまだまだ見たいと思う、
欲深いファンでございます。