oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

これでも最大級の讃辞

旦那が私を差し置いて、今日が初日の「ゆれる」を一足先に観てきました。
旦那はオダギリ氏に全く興味が無いためドラマは見たことが無く、
映画も有頂天ホテルで見たのみなので、恐ろしくオダギリ初心者でございます。
帰宅するのを待ちかまえて「どうだった?」と聞くと、
「多かったがなんとか座れた。」
むーーーーそんなことを聞きたいんじゃない!
映画鑑賞の後に「どう?」と聞いたら、普通映画の感想でしょう!
それでも「オダギリ氏はどうだった?」と照れて素直に聞けないシャイな私は、
香川照之がいいって聞いたんだけど・・・」
と、話を振ってみる。
「うん良かった。」
・・・・・・まさかそれだけ?もうちょっと話が広げられんかい!
ポストカードの木村祐一を見せて、
「この人もいいらしいねえ。」
「いいというより・・・・見ててコンチクショウ!と思ったね。」
伊武雅刀はどうだった?」
旦那はデスラー総統以来この人が好きらしい。
蟹江敬三と兄弟の役でね、モニャモニャ・・・、で、ガソリンスタンドを一緒にモニャモニャ・・・」
うーん、そろそろ主演のあの人の話を聞くに聞けない乙女心に気付けよ!
「あ、そうそうオダギリジョーはどうだった?」
何気なくを装う余り、変なイントネーションになる私。
「ん、良かったよ。」
そーかそーか。迷い無く出たその言葉で十分でございます。
「面白いことにね、香川照之オダギリジョーも一人っ子なんだよ。で、監督は女性だし。
 この映画は兄弟の心の揺れを本当は知らない人が集まって作った映画なんだねえ。」
私が言うと、へえー!と一人っ子の旦那が今日一番の興味を見せたのでありました。