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「小次郎つばめ返し」

スーパーニュース「天体観測」番宣

フジテレビ「スーパーニュース」の芸能部というコーナーは
地方では放送されないけれどオダギリ氏関係の特集がよく組まれていました。
当時羨ましく思いつつ、いろいろなところでレポを読ませていただいたものです。
拝見させていただく機会を与えて下さった方に感謝しつつ、
今更ながら簡単にレポさせていただきました。


ドラマ「天体観測」も終盤に入った頃、
伊藤英明坂口憲二オダギリジョー イイ男の素顔密着』ということで
番宣を兼ねた特集が組まれました。
3人共通の控え室は、ソファーやテーブルを入れてもなおスペースがある広い部屋で、
サラリーマンな衣装の伊藤英明氏がソファーに座り、熱心に台本を読んでます。
「絶対こういう(台本を読む)事ない!ありえない!」
隣で坂口憲二氏が思いきり暴露するのを無視して
「タケシは・・・・・・ぶつぶつ・・・・」
なおも小芝居続行中の伊藤君。(君付ですんません)
「クランク・インして2ヶ月、初めて見た!」
坂口君がそのキャラ同様暑く・・・いや、熱く(=ムキ)なって否定してます。
「ちょっと静かにしろよ。」
伊藤君はクールに演技中。
「今日珍しいな。女の話しないなんて・・・・。どうした?憲二。」
静かに切り返す伊藤君はどうやら坂口君より一枚うわての様。


姿の見えないオダギリ氏は、2人の座るソファーの前のテーブルでスタッフと雑誌を見ながら談笑中。
「ほんとボク撮っても何もないですよ。何もないです。」
黒のシャツに白いネクタイ、白いハンチング、指にごつい指輪、
いかにもアヤシイ商売人衣装のオダギリタケシがタバコを持つ手を横に振るのを見ながら
大笑いの伊藤&坂口両氏。
「実はオダジョー密着!」
「すごいジョー、カッコイイアングルで撮られてるじゃん。」伊藤君の冷やかす声に
「カメラアングルとかやっぱ考えるんだ。だからオンエア、いつもカッコイイんだ。」
多分オンエアなんか見てないくせに、オダギリ氏らしいブラック風味のコメント。
台本を片手のオダギリ氏に「おまえ、わざとらしく台本読むな!」と伊藤君。
そりゃ、さっきのアンタじゃん。
「全然覚えてこなかったでしょう?今日だって。」
伊藤君のイジワルツッコミに、『覚えてきたもん』と言うようにううんと首を横にふるオダギリタケシ。
か、可愛すぎる・・・・・。
「そうなの?」
坂口君がガタイに似合わず優しく問い直すと、今度は『実は覚えてない』とうんと素直にうなずくオダギリタケシ。
か、か、可愛すぎる!!
でも結局覚えてこなかったのね。
静かに台本を読むオダギリ氏を執拗にとらえ続けるカメラ。
こりゃホントにオダギリ密着なんじゃ・・・・・。
「何やってんの?」
カメラ同様執拗に絡む伊藤君は、オダギリ氏をからかいたくて仕方ない様子。
「イメージを・・・・」
わざとらくしく上を向き瞑想するオダギリ氏は、そうしつつどうやって伊藤君に仕返ししようか考えてる風。
「(オダギリさんは)台本とか読まれないんですか?」の取材スタッフの問いに
「読んでない。全然セリフ覚えてこない。」と即答する伊藤君。
「俺等は(伊藤&坂口氏)常に台本を片手に。」「擦り切れるくらい。」
と口々に自分達の真面目さをアピールする両氏。
伊藤&坂口コンビがオダギリ氏をからかう・・・という日頃の図式が見えてきました。
本番中、常に台本を持ち歩いているハズの伊藤君がセリフ忘れでいきなりNG。
モニターチェックでオダギリタケシを指さし
「コレ遺影だから・・・。」
とドラマの今後のネタバレをするヤンチャ伊藤君。
モニターにはそのキャラにあり得ないほどムチャクチャ笑顔のタケシが
一時停止にされているのでありました。


撮影後、場が儲けられ、吉崎アナが3人を直撃インタビュー。
用意されたアナのイスに座るボケをいきなりかます伊藤君、
椅子へ座ろうとして思い切り尻餅をつくオダギリ氏、
そのオダギリ氏へ「おい大丈夫かジョー」と伊藤君が手を差し出しつつ、
自分も躓いて転けるという吉本新喜劇並の収拾のつかないボケ合戦を終わらせたのは
「おいやるぞ。」
と、意外に真面目な坂口君の一言でした。
<インタビュー中>
「お三方、それぞれどういう男だなっていう印象ですか?」
こんなんでまともな答えが返ってくると思いますかー?吉崎さん。
「憲二はすごい肉体じゃないですか。割と虚弱体質。だれよりも弱いんです。」
伊藤君の答えにに「倒れたからねー」と大笑いのオダギリ氏。
『オダギリ氏のカッコイイところはどこか?』という質問を坂口君にするコト自体なんだか変なんですけど。
ほら、「オダギリ君は・・・・・・・・・」と本人の顔を見ながら困ってるじゃないですか。
あまりの長い間に「ないんかい!」とツッコムオダギリ氏。
「タバコの吸い方なんか非常に・・・・・」
やっと出た答えに「ちっちぇーなー!!」と言いつつ、やや嬉しそうなオダギリ氏。
オーバーに持ち上げられない口べたさが坂口君の真面目な一面を伺わせます。
伊藤さんの好きなところは?の問いに答えるのはオダギリ氏。
「伊藤さんの好きなところは、すごくね・・・・(どうボケようか考え中)・・・・あ、ないなぁ〜。」
横で大笑いの伊藤君。
ほらね、ちゃんと答えるはずないじゃないですか。
「同年代って言うせいもあって、お互い刺激もあるし、やっててすごく楽しいですね。」
最後の〆はやるときはやる伊藤君でした。
しかし、これをみて本当にドラマを観たいと思う人がいたかどうか?
ドラマの番宣になったかどうか疑わしい限りです。


『最終回の展開も気になりますが、このイイ男3人の今後にも大注目です!』
ナレーション通り、その後クールな役の多かった伊藤君はコメディな役もこなしつつ、
海猿などの大ヒットで安定した立ちどころにあり、
坂口君はマイペースにドラマへ出演しつつ、先のクールの医龍では評判になり(←苦心のしどころ)、
オダギリ氏は映画に重点を置きながら、ドラマでは今までにない形でアプローチ、
いろんなジャンルで台風の目になっています。
女性陣を含め大変贅沢な出演者で、今ではなかなキャスティングのムツカシイ
贅沢なドラマだったなと改めて思った次第です。