oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

旦那のお買い物3

よく知ってる物でも種類が多い物を頼むときは現物を持っていくのが一番なのだ。
旦那にシンクの手元を照らす蛍光灯を持たせ
「これと同じ物を買ってくればいいからね。」
と、やはり子供にそうするように言い聞かしたら
3時間後、今度は同じサイズ、ワット数の蛍光灯を買ってきた。
上出来上出来♪といいつつ、差し込んでみたら
それはやけにムーディーな黄昏色であった。
広げた手もステンレスの流しも、
まるで日が暮れる前に一瞬美しく輝く夕日に照らされたかのようだ。
「あれ?こんな色だったのか。」と呑気な旦那。
あのね寝室ならいいよ、これで。
でもここじゃ炊事をするのよ。こんなんじゃ肉や野菜の色もわかりゃしないじゃん!
・・・・・そーかそーか・・・いや、迂闊だった・・・。
色まで指定しなくちゃいけなかったなんて思いも寄らなかったよ。


結局『長寿命10000時間!』のプレミア蛍光灯は脱衣所の同じ規格の蛍光灯と差し替えられ、
我が家の脱衣所をホテルの脱衣所のようにムーディーに照らしている。
種類が多い物を頼むときは、仕様が全て記されている箱を持たせるのが一番だと気付いた休日だった。