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「小次郎つばめ返し」

週刊BSデジタルマガジン「男おばさん特盛編」1

「こんにちは!オダギリジョーです!」
阿部美穂子です!」
メイン司会者の後ろ、フジテレビ内の通路と思われる白い壁に
『同時間帯、他を寄せ付けない“ぶっちぎり”の1位獲得!「トリビアの泉」20.6%』
などと書かれた張り紙が見えますが、自局に貼って誰に誇示してるのかが不思議です。
しかもこの字が妙に上手いんですよ!
TV局内にも“筆耕係”がいるんでしょうか?
「これの司会をやっている八嶋さん、ボクと仲がいいんですよ。
 これのお陰で最近はヤッシーヤッシーって大変ですよ。」
「じゃオダギーとはもう遊んでもらえない?」
アベミちゃんの中で、オダギリ氏がどの辺のクラスに属しているのか伺えるコメントです。
それくらい地上波効果はスゴイ!ということで、デジマガを世間に広めるべく地上波進出を果たそうと
笠井アナ、軽部アナの情報&トーク番組に出演という名の乱入をすることになったようです。
番組に突撃するにあたってBSくんが
「せっかく『男おばさん』に乱入するのに、この『80年代ロック風ファッション』は如何なものかと。」
と苦言を呈してきました。
オダギリ氏へ面と向かってファッションにダメだししたのはBSくんだけかもしれません。
『80年代ロック風ファッション』と評されたオダギリ氏の今回の衣装は
黒のテンガロンハット、黒のアニマルタンクトップ、黒のスリムパンツで、
ハッキリ言わせて貰ってスーパーカッチョイイです。(町を歩けばギャグとの紙一重ですが)
BSくんが用意してきた物は白の闊歩着とタスキ。
「なんだよ!またこんなことしちゃったよ!」とその上から割烹着を被りつつ嬉しそうなオダギー。
同じくたすき掛けしたアベミちゃんと二人、いよいよスタジオへ突入です。


「おはようございまーす!」
番組収録前のスタジオ。
白い割烹着を着たオダギリ氏の登場にかなり驚いた様子の笠井アナ。
「すごーい!こういうキャラクターなんですか?陰のある男じゃないの?」
笠井さん、フジテレビのドラマばかり観てるんですねえ。
デジマガのスリーショットが派手で自分達が地味だとぼやく蝶ネクタイ軽部さんに
「これ(軽部さんの衣装)はかなり放送的にキツイと思いますよ。」と失礼なオダギー。
あなただってさっき、BSくんにダメだしされてたじゃないですか。
「こちらの方はレギュラーなんですか?」
そのBSくん向けてに失礼な発言の笠井アナ。
「ちょっと待って下さいよ!デジマガをご存じないんですか!?」
ゲストの出演番組を知らない司会者を責めるオダギー。
しかし「『男おばさん』って結局何かよく分からないんです。」
と地雷を踏むアベミ発言でお互い様なのが露呈しました。
「むかし一緒に共演したこと覚えないでしょう?」
軽部さんの反撃に
「ボクさっき、お久しぶりですといわれてドキーッとしました。」
と正直に告白する冷や汗オダギー。
「(挨拶して)ぼくが通り過ぎた後にオダギリさんはマネージャーさんに
 『男おばさんって何ですか?』と聞いたという・・・」
なおも軽部さんが小出しのジャブ。
「このことをボクに告げたのは、その後通り過ぎた大塚範一キャスター。」
おお!めざましコンビ!!
朝の番組にゲストになかなか呼んでくれないのは、その辺の事情じゃないでしょうねえ。
劣勢なオダギリ氏を助けるどころか
「この赤面はかなりビビッてます。」と仲間を追い詰めるアベミちゃん。
「だからね、知らない者同士、仲良くやりましょう!」
うっわー!軽部さん巧妙だなー!!
遠くからジワジワと近寄り、いつの間にかデジマガコンビを包囲してしまいました。
デジマガコンビよりかなりうわてなこのフジテレビの黄金コンビを
赤くさせたり青くさせたりする事態になるとは、この時点では誰も予想しなかったのであります。
つづく