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「小次郎つばめ返し」

オダギリジョーの韓国絵日記 その6

『韓国民俗村』まで韓国ポップスの流れる車中、
オダギリ氏は前後に首を揺らしつつうたた寝中。
お疲れなのねと思いきや「小芝居中〜!」とすぐさまサンチュ君からツッコミが。
狸寝入りを見破られエッヘッヘと子供のように笑うオダギリ氏はリラックスして楽しそうです。


『韓国民俗村』は韓国の歴史や文化を知ることが出来るテーマパーク・・とテロップに出てますが、
一般的な昔の民家や生活習慣なども知ることができるお手軽観光スポットのようです。
駐車場に観光バスが何台も留まり、黒い瓦の塀や土壁などが続いている様子は
日本の観光地の大きなお寺にそっくり。
現地ガイドのスウヨンさんと合流し、野郎2人と女性2人即席カップルの
Wデートと相成りました。
ここでもまず最初に食べ物の屋台を冷やかし、伝統文化を伝える民芸店へ。
う〜ん、この『伝統文化を伝える民芸店』には絵はがきやキーホルダーが並べてありますが、
これっていわゆる土産物屋じゃないですかー!?
スカーフやキーホルダーには目もくれず、店員さんの着ているチマチョゴリに興味津々のオダギリ氏。
お姉さんの後ろや横からチマチョゴリを眺めつつ、
「どーなんてんの?」と「へえー離れてんの!」と驚き、なおをしげしげと眺めていると
とうとうお姉さんから
「私はいいから、こっちの土産物を見てください!」←テロップがないので私の想像です。
と怒られちゃいました。
これってやっぱり資料館というより土産物屋なんじゃないですかー!?


屋外の古い民家は、細工や色はもちろん日本とは少し違うけど、
藁葺き屋根に木の柱、土壁、縁側、縁の下などは昔遊んだ祖母の家を思い出す懐かしい風景です。
庭先の綺麗な水をすくって飲んだり、昔ながらの遊びにチャレンジしたり、
擬似結婚式の様子を興味深く見学したり、遊園地で落ち着きのない子供のように
イキイキと動き回るオダギリ氏。
習字コーナーで『丞 じょう』と書き
「いいんじゃない!部屋に飾ろうかなー?」と自画自賛するオダギリ氏に、
気を使いつつ女性はウフフと笑っていましたが、
はっきりとした同意は誰からも得られませんでした。
江原さんにジョニデのポスターと髑髏は見えても、この習字が見えなかったところをみると、
帰国後、部屋に飾るのは止めたのかも知れません。
この時巨大ブランコに乗って、思い切り立ち漕ぎして遊んでいたオダギリ氏が、
いまや『抱かれたい芸能人No.2』とはねえ。想像も出来なかったですよ。
オダギリ氏が食事するときの礼儀正しさは有名ですが、
韓国風お好み焼きチヂミを1ピース箸で取って口に入れる際、
自然に左手を添える姿が本当に美しいです。
ともすればテーブルに肘を付いている我が娘への躾の至らなさを
大いに反省するのでありました。
エネルギー充填で腹一杯、オダギリ氏の好奇心は続く!