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「小次郎つばめ返し」

夏の王様番宣「NHKお好みワイドひろしま」 その7

「FAXもゾクゾクと届いているんですよー!ご紹介しましょう。」
机の上はFAX用紙で埋め尽くされてます。
呉市のマミーさんから・・・」
「マミーさん、はい。」
必ず名前をオウム返しするのは自分の頭にインプットするためでしょうか。(なんとなく斎藤っぽい)
○映画やドラマでいろんな役を演じてらっしゃいますが、今度はどんな役柄を演じてみたいですか?
「今まで元気な役が多かったんで、あのーすごく繊細ですぐ倒れやすいような、病気がちなんだけど剣が強い・・・」
なんかものすごく具体的ですねえ。
「・・・そういう新選組沖田総司なんて一回やってみたいですね〜。」
!!!!!!!惜しい!ハズレッ!!(クイズじゃない)
雑誌のインタビューでは「沖田総司」を演じてみたいと読んだことがありますが、
本人が実際に答えてるところは初めて見ました。
しかし、演じたい割に沖田総司に対するオダギリ氏のイメージが非常に大ざっぱであることが発覚致しました。
数年後アナタが演じるのは『病気がちで倒れやすい沖田総司』ではなく、
『健康で、昔ではあり得ないくらいの長生きをした斎藤一』を演じることになるのであります。
「そうですか。今回の役柄は体力に自信があるというか・・・。」
「体力しかないくらいの・・・。」番宣!番宣!
「そういう弱いところもやってみたいと?」
「ええ、すでに出来そうですね。ボクすごく弱いので。体とか弱さ自慢ですから。
 今日とかも風邪ひいてすみません。」
今までの様子を見る限り、寝込んだとか倒れたとか言う話は聞いたこと無いので、
これだけのスケジュールをこなせるオダギリ氏は結構タフで体力があるんじゃないでしょうか。


○今日のこのために学校から早く帰っちゃいました。ジョーさん大好きです!!
さすべえさん、ボクはの番組のために東京から来てるんですよ。」
ものすごいカメラ寄りで「さすべえさん」に話しかけるオダギリ氏。
さすべえさん、きっとモニタ前で悶絶してるはずです。
尾道でラーメンを食べられたそうなんですけど、ラーメン以外においしかった物はありますか?
「もうね〜これは語らずして帰れないと言う!」
いや、語るべきはそこじゃないです。
「鉄板焼き!というか広島焼き、お好み焼きとかいろんなものがあるじゃないですか?
 本当おいしいですねえ。東京じゃ絶対食べられないです、あれは!」
○オダギリ君の今日のパンツ、ナイスです。
どういう質問ですか!
「これですか?パンツって。」
立ち上がって前に出るとくるりと後ろを向いて見せるサービス振りのオダギリ氏に、
「パンツの中じゃないですよ。」とNHKアナらしからぬツッコミ。
「ボク、いつ見られたのかと思いました。さっきトイレに行った時かなと思ってビックリしちゃったんですよ。」
下ネタとも言えない軽い下ネタに大笑いの女性アナ。


○忙しいとストレスが溜まりませんか?また何をされているときが一番落ち着きますか?
「ボクは逆に仕事がストレスにならないんですよ。仕事がスゴイ好きなんですよ。
 仕事がない方がストレスになるくらい。もう楽しくて仕方ないですね。役のことばっかり考えるのが好きで・・・。
 バラエティも出てますけど、バラエティはまた、ウマイ具合に役者で煮詰まった頭をリフレッシュしてくれるんですよ。」
オダギリ氏の口から言葉がポロポロ溢れてきて、演じる役を与えられ、
刺激的なクリエーター達と一緒に仕事が出来る喜びに満ちているのが分かります。
「バラエティから、俳優から、いろんな物をこなしていって自分の身に付けてるというか・・・?」
「そうですね。今、そういう時期だと思っています。」
まっすぐに顔を上げて言うその口調は強くないのに、強い意志を感じます。
アメリカに渡ったのも、役者のコースへ進んだのも、英語を身につけたのも、挫折して帰国したのも、
特撮で世間に認知されるようになったのも、バラエティに出て上手くコメントできず、
時には泣きながら自転車を漕いだ夜も、全てが今のオダギリ氏の土台となってるんですねえ。
今、私が見ている太い幹や葉の下に、見えないけどこうして培われた土壌があるんでしょう。
オダギリジョーの人生に無駄なし!


岡山のご出身だそうですが、広島弁や岡山弁をしゃべることはありますか?
良かったら故郷の方言を一度聞かせてください。

ペンネーム「オニギリジョー」さんに女性アナがフフフと笑いを漏らしました。
「いや、でもボク、こう呼ばれてましたよ。」
クウガの劇中に流れていたラジオドラマでも主人公が「オニギリジョー」でしたねえ。
「これはまたマニアックな質問ですねえ。」
いや、ファンとはそうしたモンですよ!
「ドラマの中では方言でしゃべらないんですが、あのーボクがですね、東京へ出て初めて方言でびっくりしたのは
コンビニでお弁当を買ったんですよ。で、『ぬくめてください。』って出したらキョトンとされて、
『温めればいいんですか?』って言われて。「ぬくい」って言うのが伝わらないんですよ。」
えっ!!!!!!!!!『ぬくい』って方言なんですか!?
「『ぬくめる』なんて日常茶飯事ですもんねえ。ビックリしました。」


○14歳の女の子です。オダギリジョーさんは学校でものすごく人気があって、
みんなでオダジョーなんて呼んじゃってまーす!

おお!!このころは中学生でも全然OK!じゃないですか!
あらららと嬉しそうなオダギリ氏。
「ボクはオダジョーよりギリジョーの方が好きですね。」
とまたテキトーなことを言ってますが、ギリジョーは未だ世間に浸透してません。
「ではギリジョーと呼んでください。」
NHKさんの真に受けたコメントにちょっとイタズラっぽい顔で
「オダジョーでいいですよ。どちらかで呼んで下さい。義理人情っぽいでしょ?そこが好きなんですよ。」
くくく。義理人情に厚いオダギリ氏ですか。


「今日はドラマ夏の王様スペシャルと言うことで前半はドラマの内容と舞台裏、
 そしてオダギリジョーさんの魅力に迫りました!」
ぜんはん??ぜんはん????ぜんはんってまさか「前半」ですか!!
前半でこの長さ!
「後半は引き続きオダギリさんに出演していただいて少年時代のこととか、
 じっくりプライベートなことについて迫りたいと思います。」
ファン的にはむしろこれからが本番!軽くめまいを感じつつ後半へつづく!!(ヤケ)