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「小次郎つばめ返し」

夏の王様番宣「NHKお好みワイドひろしま」 その6

「演技の方はどうですか?」
おそらく話の流れから地元の方の演技について聞いたんじゃないかと思いますが
「いや、ぼくは納得できないですね。」と自分の演技について答えるオダギリ氏。
「納得したら終わりですからね、役者は。」
「なるほど、それは厳しく。」
「キビシク。」
「自分でさっき見て照れましたね。」
「そうですか。厳しいところもありますけどね。」
勘違いのまま話が噛み合っちゃってますよ!アンジャッシュかアンタらは!!


「ロケって撮影以外の時間がたくさんあると思うんですけど、どんな風に過ごされたんですか?」
「あの〜〜ロケが終わったあとはみんなで『今日はお好み焼きへいこう!今日は鉄板焼きいこう!
 今日はラーメン屋へいこう!』日に日に変わる食のレパートリー、やっぱすごいですね。
 広島はおいしい物がいっぱいあって。」
いや、ホントスゴイですねえ。いっぱいしゃべってますよ今日は。しかもかなりのサービストーク。
「カラオケ行ったりとかボーリング行ったりとかいろんなことをみなさんと一緒に楽しめた。ホント合宿のような!
 合宿でみんなで泊まって1つの物を作るっていう最高のコンディションで作れたドラマってボクは(今まで)無いですよ。
出ました!オダギリ氏の「初めて物語」!というか、この頃のオダギリ氏はドラマ経験もそうなかったんじゃ・・・。


「俳優のオダギリジョーとしては今後どんな俳優を歩まれたいと思いますか?」
「そぉーですねえ。ボクは基本的に脇役が好きなんですよ。どんな作品見ても脇の方に目がいっちゃうんですね。」
その辺はどんな映画やドラマ見てもオダギリ氏ばかりに目がいっちゃう私と同じです。
「脇が醸し出すピリリとした香味・・・香味焙煎・・・・・」
どんな話にも笑いを取ろうとするところは基本的に関西系らしいです。
「いや、焙煎はちょっと違います。」
いや相当違います。
「違いましたか?ええ。」食いついてもらって嬉しそうなオダギリ氏。
「あの〜〜ピリッとしたアクセントになりたいですね、ボクは。」
今後この言葉どおり脇へ脇へと廻りたがりますが、脇に廻るとピリッどころか、
ドカーーン!!!!!ぐらいの衝撃がありましたよ。
「やっぱり脇が主役を固めていくっていうか、作品を固めていくっていうのがボクは一番だと思うんですよ。」
いや、だから固めるっていうよりドカーーーーン!!!!!と・・・(以下略)・・・・
「脇は自分で広げていく楽しさがあるんですよ、役者としては。あまり役が固まってないことが多いんで、
 そこを自分でいかに自分の色を入れてって作品として成り立たせていけるか、
作品をいい方向にもっていけるかってことが、脇の役者の楽しみなんですよ、ええ。」
『脇役』について熱く語るオダギリ氏。
この頃のオダギリ氏はインタビューなどで「脇役好き」を積極的にアピールしてましたねえ。


「目標とする俳優さんはいらっしゃいますか?」
若手俳優に必ず向けられる質問の一つですが、
「あのー、ボクは結構マニアックな役者が好きなんで、ちょっと生放送では言えないんですよ。」
一体どんな理由付けですか!
「日本でいうところの川谷拓三さんとか、ああいう脇でね、光るじゃないですか。主役も勿論スバラシイんですけど、
 脇の川谷さんがスバラシイじゃないですか!『仁義なき戦い』とかの川谷さんはスバラシイですよ!!」
言えないと言いつつしゃべるしゃべる!もうースバラシイの3乗ですよ!
しかしオダギリ氏が特定の俳優さんの名前を挙げて称賛するのは大変珍しいことですねえ。
こういった質問には大抵ノラリクラリ・・・・・・・ではなく、多分意識的に避けてたじゃないかと思いますけど。
しかし本当にいろんな映画を見てるんですねえ。


次の視聴者からの質問コーナーではオダギリ氏が視聴者を楽しませようと一生懸命答えている様子が
大変微笑ましいです。長いので明日につづく!!