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「小次郎つばめ返し」

[感想]夏の王様番宣「NHKお好みワイドひろしま」 その1

広島NHKに「夏の王様」の番宣でやってきたオダギリ氏。
おそらく当時生放送であったかと思われます。
テレビでのトークがあまり慣れてない頃のハズですが、今より断然安心して見られます。


「今大人気のすてきなゲストをお迎えして午後6時までたっぷりとお伝えしていこうと思います。
 俳優のオダギリジョーさんです!!」少し弾んだ声の男性アナに紹介され、
「ど〜〜もぉ〜〜、ど〜も初めましてオダギリジョーです。」
アナウンサーのわずか1メートル横からフレームインしてきたオダギリ氏。
何度も頭をペコペコ下げつつ女性アナウンサーの前を通って登場です。
さすがNHKらしく登場に何の演出もありません。
しかし『今大人気』の『イケメン』『若手俳優』ですよ。
「どぉ〜もぉ〜〜」は無いでしょう。
近所の友人宅へ上がり込むんじゃないですから。
とはいえ、男性のメインアナと失礼ながらお年の落ち着いた女性2人のサブアナに囲まれたオダギリ氏は
フィギュアのようなスバラシイ頭身がことのほか目立って、黙ってれば十分芸能人です。
髪は七三になでつけ、顔の輪郭は今よりシャープなのに全体的にふんわりとした印象なのは、
目元が柔らかいせいかもしれません。
「いや、これまた素敵な衣装を着てらっしゃいますねえ〜!」
初期の頃からファッションに自分流のこだわりが見えたオダギリ氏。
クリーム色のナイロンのハーフコートに首もとから覗くモノトーンのスカーフ、
スグリーン地に大胆な赤や白の花柄がはいったスリムなパンツの下から
このころ流行った靴底の高いスニーカーが見えます。
男性アナの気持ちの入った称賛に
「いやいやいや、これ、ホントに自前なんですよ。」
嬉しハズカし、思い切り照れくさそうなオダギリ氏。
「じゃ、これ、自分でコーディネートされたんですか?」
「そぉ〜〜なんですよ。」
いちいち小さな「ぉ」が入って間延びするオダギリ氏の返答。
カッコイイー!!などと女性アナ2人に言われても
イヤイヤ、もう〜〜とさらに照れくさそうに前で手のひらを合わせながら
「早速上げてもらって(ヨイショしてもらって)スミマセン。」
全体的にものすご〜〜〜く脱力な雰囲気を漂わすオダギリ氏。
ニコニコと気のいいアンちゃんという感じです。


「今日はこの後『夏の王様スペシャル』と題しまして、その魅力をたっぷりと語って頂きます!」
オダギリ氏は男性アナの言葉にうんうんと頷きながら「たっぷりと!」と十八番のオウム返し。
脱力の中にも初めてのNHKドラマに対するそれなりの気合いを感じます。
「オダギリさんも夏のロケを思い出して・・・」
「いや〜〜〜〜思い出しますねえ。ええ、もう思い出しました!」
オダギリ氏がロケを思い出している間、その素振りと言い方に五代雄介を思い出す私。
「そして『カフェじゃけぇ』のコーナーもオダギリジョーさんです!」
とコーナー予告をする女性アナに
「オダギリばっかりですねえ!」と軽くツッコミを入れるオダギリ氏。
さすが皆さんの受信料で制作されているNHK
せっかく来たゲストはあらゆるコーナーで時間いっぱいに無駄なく使い倒します。
「オダギリさんの少年時代から多彩な才能をですね、たっぷりと披露して頂こうと思ってますので。」
ここでもたっぷり。たっぷりみっちりギュウギュウにオダギリ氏のようです。
「どきっとしますねえ、それは!大丈夫ですかぁ?」
それはアナタが質問することじゃないです。
思い切り大風呂敷な紹介をされ、ちょっと不安そうなオダギリ氏。
これからどんな展開になるのか、未見の私もドキドキビクビクワクワクで続きます!