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「小次郎つばめ返し」

[感想]スタジオパークからこんにちは その11

「その阪本順治監督にオダギリさんがレンズを向けた。これポラですよね?」
と上田アナが取り出したのは写真数点。
これは装苑というファッション雑誌(カテゴリーはOK?)のワンコーナーのために撮ったものです。
「僕の好きなように作らせてくれ・・・に近い状態でいろいろと撮らせて頂きまして。」
こういう「物作り」においてはジャンルを越え、物怖じせずに主張できるところがすごいですよ。
「コンセプトを話したほうがいいですか?」
と問うオダギリ氏の顔は制作者。仕事の打ち合わせじゃないんですから。
しかし両アナが聞きたいのは『役者オダギリジョー』の話し。
「気に入ってるのはどれですか?」
ならばと切り込み角度を変えてみる上田アナ。
「これが気に入ってます。」
と選んだのは窓の格子のすき間から外を(または中?)のぞく監督の横顔。
「オダギリさんの美的センスが・・・」
「これね、覗いてるんですよ・・・・隣の風呂を・・・・。」
ゲストに気を使う上田アナの言葉を台無しにするオダギリ氏。
「監督が覗くとこうなる・・・(みたいな)・・・」
と子供のようなはぐらし方をするオダギリ氏ですが、
「ははぁー相当阪本さんに興味がおありになる・・・」
と小田切アナにすっかり看破され、へへへへへと照れくさそうに笑ってます。


ニュースを挟んで次はメールやFAXでの質問コーナー。
コーナーが変わる間音声無しの映像が数秒映りますが、
オダギリ氏が何かを指さして大笑い。ナンナンダー!??
質問コーナー『スタパ de Q』
背広の前を整えながら椅子へ座る小田切アナ。
「走りましたねー!」とオダギリ氏。
保存編集の時に切り取ってしまったんですけど、
確かニュースコーナーのセットに向かってダッシュする小田切アナを見て
オダギリ氏は大笑いしていたようです。
まず1つ目。
『どうして芸名はカタカナなんですか?(松本さん 他たくさん)』
たくさんの方が気になってたんですねえ。
「ああ松本さん」ってアナタ知り合いですか!
「まあ読みやすくということなんですけど、最近は長いんじゃないか!新聞に一行で載れねえよ!っていう問題を・・・。」
そういえば大河出演の頃よく言われてましたねえ。
「他の役者さんの名前が載せられないだろうってことで『J.オダギリでいいか?』って聞かれた事あります。」
ハッハッハ!!と大うけの両アナ。
「J.オダギリにするなら僕の名前新聞から消してくださいって言ったことありますね。」
いや・・・あの・・・長いと不便なことを聞いてるんじゃなくて・・・。
いつの間にか話がすり替わってますよ。
確か以前は「譲」を「ゆずる」と読み間違えられたからって言ってましたけどねえ。
2つ目。
『お洒落のこだわりを教えて!(エミさん 他たくさん)』
「エミさんですか・・・。」
どうも人の名前をオウム返ししている間に返答を考えてるんじゃないかと。
「お洒落のこだわりとか別に何も考えてないんですけど、や、何か自分がカッコイイなと思えるものだけを選んでます。」
2つだけ質問した後、時間が迫り応援メールを時間いっぱいに読んでくれる上田アナ。
『オダギリさんっておもしろいですね。ついつい一時間見続けてしまいました。』
つーか展開に目が離せなかったんじゃないですか?
『力まず作らない芝居、これからも頑張って下さい。』
読み切れずにテーブルに置かれたプリントはあとでオダギリ氏が目を通すのかな?
あのとき出しとけば良かったなあとヨコシマなファン心理がちらりと働いたのでした。


生放送ということも手伝って、両アナとオダギリ氏のさぐり合いで始まったトーク番組は
普段のまったりしたNHK番組と違いスリルとサスペンスに満ちあふれ、
全編緊張を保ちつつもなんとか無事終了いたしました。
本音を上手く引き出してくれ、時にはフォローに全力を尽くしてくれた両アナのご健闘と、
ここまで辛抱強く読んで頂いた方々に拍手をお送りしたいと思います。
終わり!!