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「小次郎つばめ返し」

[感想]週刊BSデジタルマガジン その5ー4

ビルの裏を猛ダッシュで駆け下り走る!走る!走る!
券売機に手持ち金全ての500円を入れ、椋木さんのおすすめを買い足すオダギリ氏。
「もっとお金があったらなぁ」とくやしがるアナタのようなタイプは、
むしろお金を持ってかないでください。
一方ど真ん中を空席にしたままスタジオでは番組が続けられていました。
「あ〜すみませんでした〜バタバタしちゃって。」
まるで家に来客を待たせているようなのんびりした口調でスタジオに再登場のオダギリ氏。
「いえいえ」って!!!あなた達も心広すぎ!


場所は応援スタンド。
やってきました!!!ついにレース本番。
マスコミ席なのかボックス席のようなところから(おそらく)初めての競馬を楽しむオダギリ氏。
美しい緑の芝の上を一斉に馬がスタートすると、声援で揺れる競馬場。
オダギリ氏の疾走するサラブレッドを追う目がキラキラと濡れて光り、まるで馬のようです。
「すっげぇ・・・・・」
思わずカメラを忘れてつぶやくオダギリ氏。
レース終盤、いよいよラストスパート!
(アナ)『スマイルトゥモローが先頭に立ちました!スマイルトゥモロースマイルトゥモロー!!』
ス、スマイルトゥモロー!!!???
オダギリ氏が太鼓判を押して消しちゃった馬じゃないですか!!
結局スマイルトゥモローが1着でそのままゴールーーーーーーー!!!
なんとオダギリ氏の予想は少しも掠らずにつぎ込んだお金を全てを無くしてしまいました。
な〜〜〜〜にやってんだーーー!?プロフェッショナルな方々!!
唯一亀谷さんご自身が万馬券を的中させ、見事67,950円を手にしたのでした。


「『ガッチリ消しまショー!』の結果発表にまいりましょう。」
冷静で抑えた女性アナの声は喜びを含んでいるように聞こえます。
再びスタジオに戻って、中央にはこぢんまりと座る情けない顔のオダギリ氏。
「今日は全てが裏目なんですよ・・・。」
オダギリ氏の言葉にかぶせるように
「BSく〜〜ん、6,000円用意しといてくださ〜い!」
と、容赦ない男性アナ。
結局マイナス26,000円で映画自主制作の道どころか帰る駄賃も無いオダギリ氏でした。


払い戻し場でBSくんとこぼすオダギリ氏のもとへテレビ中継を観ていたアベミちゃんから電話が。
『もうーー!オダギー、ガックシ!買っちゃってたーー??』
「今度頂戴ね、請求するから200円!」
200円をせびるオダギリジョー
「でも、負けてもなんか清々しいよ。」
いや、あなたそうかもしれませんが 隣のBSくんは巻き添えですもん。
「また今度行こうねー。」
おおぅ!!!オダギリジョーから再びデートのお誘いが!
「うん、今度一緒に行こうね、オダギー。」
まるで小学生が誘い合うような色気のない会話の2人。
このボケボケ2人が競馬場でリベンジを果たせるか!
なんとなく競馬場が倒れるほど儲けるか、夜逃げするほど使い込むか、どっちかのような気がします。
見てみたいような見たくないような・・・でもやっぱり恐いもの見たさの私でした。
終わり