oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

本の題名は「こどものブルグミュラー ミッキーといっしょ」

娘のピアノ発表会の課題曲「タランテラ」が
id:canaさんのところで「タランテラ問題」にまで発展していることに昨日気づき、
「なんだなんだこりゃ!?」と皆さんのコメントを読んでみたけどさっぱり分からず、
仮にも(仮じゃありませんが)音大の作曲科をご卒業あそばされた宅の主人に
「発表会で弾いたタランテラは子供用に簡単にしたもの?」と聞くと
「大体ブルグミュラー自体が子供の練習用みたいモノだからあれ以上は簡単にならない」
などと涼しい顔で言われてしまった。
子供の練習用ー!!!??
だってすごく速かったぞ!
黄色のバイエルで終わってしまった私からみれば天才が弾く曲にきこえる。


発表会前にピアノ部屋から「キィーーーー!」とか「ガァーーーー!」とか聞こえてきて
取り憑かれたように何度も何度もタランテラを繰り返す娘の様子は
正にタランテラに刺されて死ぬまで踊り続けるという曲のテーマそのものだったが、
見かねた私が
「早く弾きすぎるからひっかかるんじゃない?もっとゆっくり弾いたら?」
と、トンチンカンなアドバイスをすると
「かあさん、この曲は160なんだよ!」とメトロノームを持ってきて聞かせてくれた。
軽快なリズムにのって
「♪魚屋のおっさんがっ、屁をこいたっ♪」と歌うと娘は無言でピアノ部屋へ籠もってしまった。
と、いうことで娘が弾いたのはブルグミュラーのタランテラ、
canaさんがかつて弾いた事のある曲と同じであることが判明いたしました。