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「小次郎つばめ返し」

[雑誌]レタスクラブNo.4(2001.12?)

「スター★オダギリになりたい!」連載最終回のゲストはプロデューサーの酒井政利さん。
オダギリ氏、『上手なセルフプロデュースは?』というテーマはちょっと気になるらしい。
「あなたは甘い顔だから何もしないとホストクラブのナンバーワンみたいになってしまう」
と言われ大笑いのオダギリ氏。その一見甘い顔・・・・・というのが実はすごくクセモノで・・・。
「表現活動をする人は内面が顔に出てくるので、ドンドン(表現活動を)やって顔を自分でつくってかないといけない」とも。
うーーん、確かにオダギリ氏の顔は4年前とは随分違いますよ。
CDを作るときはプロデュースも全部自分がやったとアピールするオダギリ氏。
しかしさらに成功するために必要な3大要素として酒井さんが揚げたのは、
1.才能
2.良きアドバイザー
3.時代の流れ


「自分がいいと思ったものに良かった試しがない」ズバリと酒井さん。
だから第三者の意見が大事だ、違う視点から意見を言ってくれる人が必要だと。
た・・・・た・・・確かに・・・・・・。
私も思い込んで(むしろ酔って)作ったものはお客さんの反応がイマイチだったりするですよ。
そこで若き日の郷ひろみさんの「お嫁サンバを歌うのがイヤでスタジオに来なかった」エピソードを紹介。
後にその歌は大ヒットになったんですけど、自分の思いこみが自分の可能性を狭めているということでしょうか。
「あなたはまだ若いんだから自分とは違う意見に耳を貸した方がいい」
まるでオダギリ氏をよく知っているかのような「適切な」(←小声で)アドバイス。
ああ〜〜〜もう〜〜〜こういう人がですね貴重なんですよね。
私の周りにも常に私をボロクソにけなす人達で溢れています。
(でも私の成長にはなんら関わりがない)
ひょっとしていまだに「CDもしょっちゅう出すより出し惜しみした方がいいですよ」
という酒井さんのアドバイスを守っているのか!!?
「この人は何か隠してるんじゃないかと思わせるために『オダギリジョーミステリーゾーンを作れ』」と。
おかげさまで4年経っても分からないことだらけですよ。


〆にアドバイス頂いて大感激だというオダギリ氏。
「自分の好きなことを好きなようなやっていきたいという方向性は変えたくありませんが」
グハッ!結局最後はそれかい!!!!!
いろいろな人に会って刺激を受けたいというオダギリ氏。
まだまだ変わり続けるオダギリ氏に翻弄されたいと思う1ファンであります。