oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

[雑誌]レタスクラブNo.2(2001.10?)

最初に連載5〜6回と書きましたが、どうも4回だったようです。
それともうちに切り抜きが無いだけなのか?(お詳しい方、如何だったでしょう??)
取りあえずあと2回だけだったので、このまま最後まで載せたいと思います。


オダギリジョー、記者会見の極意を会得する!?』(←勝手につけてみました。)
ゲストは芸能リポーターのみといせい子さん。
今回「ほー」だの「へー」だの気持ちのやや入ってない返答が多いオダギリ氏。
あまりテーマに関心のないご様子。
「僕が記者会見をすることになったらどうすればいいですか?」
まずは新人らしい素直な質問です。
「基本的に質問をかわそうとしたらダメ。リポーターはただの通過点だから、
私たちリポーターを相手にするんじゃなくてテレビの前で見ているファンを相手にすること。」
「ほー」読んでて私もオダギリ氏と一緒に感心しちゃいました。
「堂々と答えて器の大きい人だなと思わせたら成功なの。」とさらに極意を授けるみといさん。
「かなりいいこと聞いた感じです。」ホントにそう思ってますかぁ〜?
計算して自分を演出している人は分かるというみといさん。
でもそれを突っつくのはルール違反で暴くことはしないのだそうです。
暴くことがリポーターの仕事じゃなくて本人に確認することが仕事なんだと。
そぉーなんですか!?私には新鮮な解釈でした。
オダギリ氏が一番印象に残っている記者会見は
勝新太郎さんの麻薬密輸容疑で逮捕された事件』(別名パンツ事件:オダギリ氏命名)で
「あの『パンツに入っていた』というごまかし方はどうなんですか?」
と逆にリポーターへ確認作業を試みるオダギリ氏。
「勝さんは楽しませてくれますよ」と意外にも好意的なお答え。
その他にも記者会見の上手い人でビートたけしさんをあげてました。
「PRでその枠を買ったら大変な金額になるんだもん。
どんなショーにしてやろうかくらいの気持ちで楽しまなきゃ。」
いやー会見する方もツッコむリポーターも表面の駆け引きとは裏腹に意外な協力体勢があったんですねー。
オダギリ氏の「今月の悟り」が素晴らしい。
『記者会見は誠意をもってお届けするオダギリジョーである。』


「カメラの向こうで見ている人は、すべて見抜いちゃう」と言ってたみといさんですが、
会見の度にオダギリ氏の正体がますます分からなくなる私はまだまだ修行が足りないらしいです。