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「小次郎つばめ返し」

巨大組織への果てしない闘い(今更な無駄あがき) 後編

「フリーダイヤルだから借りますっ!」
昼休みになると同時に、固定電話の前に箇条書きメモと
娘ちんから送られてきた契約書の画像プリントを置くワタクシ。
どうせ「ただいま大変混み合っております。
このままお待ち頂くか、お手数ですがお掛け直しください」
な〜んて言われるもんねーと思ったらスンナリ繋がって逆に焦るワタクシ。
反射的に「いつもお世話になっております」と言ってしまった。

私が問い合わせた事は以下の事。
1.銀行(BS)と郵貯(地上波契約)の両方から引き落としがあるのは何故か
これは娘ちんが学生時代に旦那名義の家族割りで支払っていたものが
卒業してそのまま一般契約となり、支払い方法もスライドしていると推察。

思った通り娘ちん分の受信料であった・・・となると次の質問

2.去年娘のところに業者が来て、娘は娘で受信料の契約をしているが、
 二重引き落としになっていないか?
 引き落としが無くてもクレジットカードなどの個人情報は大丈夫か?
これも実は事前に娘の指定先から引き落としがないことを確認済み。

そのような契約の記録はございません。
しかしこちらにはクレジットカードでの支払いを契約書の控えがあるのでと
担当営業所と担当名を告げると、困惑しつつ調べた後ご連絡差し上げますとの回答。

3.一転、BSが映らない状態でも支払い義務はあるのか
 まあ想像通りのお答え。

賃貸にBSのアンテナと、受診可能のテレビがあれば支払い義務がある。

4.BSへの契約変更が今月なので、遡っての差額請求は無いですよね

BSに繋がれた時が契約開始ですのでそれはありませんという回答を受けて次の質問

5.先日いらっしゃった担当は遡った分も来月一緒に引き落とされると仰ってました。

そそそれも調べた後に個人情報の事と合わせてご連絡差し上げますっ!

時間的に30分前後であったろうか。
結局、BSは今月分からは支払いましょうということに。
(ただし地上波を一括先払いしているので差額分)
クレジットカードなどの情報はちゃんと破棄されているのかという確認は
後日電話があると言うので待機中。
しかし電話口の方は、ほぼ一日中、苦情のような問い合わせを聞き続けてるんだなあと
若干気の毒になるワタクシ。
彼女らが決めている訳ではないので、
「支払い義務」「国民の義務」という納得しずらい説明を繰り返すしかなく、
前面で矢を受けている彼女らのためにも、
分かりやすい支払い方法に変えて欲しいものだと思うのであった。

闘い終わった後にキバコさんが買い物から帰って来て、
「うわー!もう終わっちまったか!」と残念そうな声を挙げるのであった。
がっでむ

多分スピンオフに続く!

巨大組織への果てしない闘い(今更な無駄あがき) 前編

「このアパートはBS対応だからBS契約に切り替えるようにと
 たった今、事業部という人が言って来たんだけど…」
と娘ちんが電話をしてきたのは、私が景勝様と笑い泣きした日曜夜9時。
受信料は払ってるけどテレビが必要ない今どき世代のため、コードを抜きっぱなし。
試しにBSに合わせたけど、やはり映らなかったと娘。
「見られなくても、繋げれば見られるから払わなくちゃいけないんだって」

出たよ。

巷でよく聞く都市伝説…と思ってたら伝説じゃなかったという…。
そういえば去年、キバコさんが町の防災無線のデジタル化によって
ケーブルテレビに変えたところ、「事業部」の人がやってきて同じように言われたと。
パラボラアンテナが無く、映らない画面を見せても、
「今見て無くてもアンテナを買って繋いだら見られるのでBS契約」と言われ、
烈火のごとく怒って本局に電話をかけたことがあった。
(※あれから委託業者は来ないらしい)
そんな事があるんだーと緩く思ったけど、あの時は所詮他人事だったなあ。
あの頃、地域の人はこぞってケーブルテレビに切り替えたけど、
お上に疑いを持たない高齢者たちはみんな契約の切り替えをしたんだろう。

「見ようと思えば見られるんだから見て無くても支払え」
というのもよく考えたら凄い。
レストランに入って食べた分以外にも、食べようと思えば食べられるので
フルコース料金を払わないといけないみたいな…
ガスも電気も繋がってるけど、使用した分しか支払ってないぞ。
だいたい双方向通信って、そのサービスを利用したかどうか分からないものだろうか。
別々の委託会社が何度もやってくるのも不審だし、
夜九時に一人暮らしのアパートへやってきて契約を迫るのも非常にモヤる。
…などと何だかんだグチっても、実際デジタルテレビとケーブルが近くにあるだけで
サービスを受けて無くてもBS契約にしなくてはいけないものらしい。
(※不確実なネット情報です)

取りあえず我が家の銀行と郵貯の両方から
受信料の引き落としの記録があることを問い合わせ、
そこから娘ちんのBS契約についてもグイグイ切り込んでいこうと、
箇条書きにしたメモを握りしめる主婦であった!
多分つづく!!

web拍手メッセージへの返信です

ローンを返す、という超個人的で珍しくもない話題に(2年以上放置は珍しいか)
たくさんの反応を頂き、驚いております。

>労いのお言葉、ありがとうございます。
 まさかねえ、こんな事になるとは思ってもいませんでした。
 何でもない事がドンドン転がってトンデモナイ所に着地、
 …というのはどういう訳か我が家にありがちで、
 何だか銀行さんだけのせいではないような気がしてきました。
 もはや小次郎家に関わってしまった営業さんに申し訳無い!という心境です。

ローン返済への道のり 最終回「全然伝わってねえ!」

拙宅の最後の更新から気づけば3ヶ月!
月日の経つのはまことに早いものです。
ワタクシのローンとの闘いの2年も
銀行さんの中では「え?気づいたら2年?」な状態だったんでしょう。(イヤミです)

その後、お達しの通り4月末には引き落とし完了。
通帳の数字が、ようやく普通預金らしくなったのであります。
この2年間にかかった40万円以上の利子、戸籍謄本などの書類代、
書類の書き換えに有利だからと勧められて行った登記の書き換え料など、
意味無かったじゃん!と引っかかる事はあるものの、
30年ローンが20年で終了したのだから、
結果、まあ良かった…のかも…しれない…(煮え切らない)
しかし、これほど長引いた原因の「担保に認知症の義母名義が含まれている」問題、
この2年の間に、当の義母は亡くなってしまいましたよ。

さようなら!我が家のメインバンクでもあり、
地元に愛され絶大な信頼を得ていた銀行さん!
私の子どもの頃から今まで、長い付き合いでした。
典型的日本人のワタクシは、笑顔で「お世話になりました」と言いつつ、
徐々に引き落とし先を変更して、静かにアナタから離れていくでしょう。
目の前で粗品のラップや台所スポンジを抱えた担当さんも
この2年間、ワタクシを町で見かける度に、
「長い間ご迷惑をお掛けしている」と心苦しさを感じたことでしょう。

そうそう小次郎さん!と担当さん。
デビットカードってご存じですか?」
と新たなパンフレットを差し出してくる手元を見つつ、
営業さんって、ほんまスゲーな!!!!!
と笑いが湧き出てくるのありました。

【ローン返済への道のり まとめ】
序章1
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/20141021/1413846313
序章2
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/20141215/1418598909
ローン返済への道のり 1「しかしその電話からすでに5日目」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/20141222/1419257591
ローン返済への道のり 2「なぜこの説明を10月にしてくださらんかった」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/20150116/1421363877
ローン返済への道のり 3「突然の死ジェネレータ」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/20150604/1433416669
ローン返済への道のり 4「だから返されてくれい」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/2015/07/29/080902
2014年も暮れようとしております、と書いて早一年
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/2015/12/31/020753
ローン返済への道のり 5「難関!登頂アタック!」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/2016/04/02/082140
ローン返済への道のり 6「聖なる泉枯れ果てる寸前」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/2016/05/20/072853
ローン返済への道のり 7「やっぱ放っといたんかい!」
http://usagitokeme.hatenablog.com/entry/2016/05/20/073259

web拍手御礼を更新しました

 web拍手御礼にムジカ・ピッコリーノのドクトルジョーが置いてあります。
背景の空はフリーサイトからお借りしています。(ありがとうございます)
いや〜飛行船のデザイン、懲りすぎでしょう!
しかも詳しい画像が無くて、トレースしたにも関わらず
細部がほぼうやむやです。
ツイッターにも流しておりますが、ここが一番サイズが大きいかな。
(リンク先のイラストをクリックすると大サイズになります)
(そのかわり粗もよく見えます)
ツイッターには無い背景違いも置いてありますので宜しければどうぞ。

web拍手メッセージへの返信です

サイドバーのメールフォームからのメッセージは、
アドレスの記載があった場合、直接ご返信を差し上げています。

>お声かけありがとうございます。
 続けざまになんだか申し訳無いなと思いつつ、
 日々の記録を残す場所でもあるので書きとめておかねばと。
 ここへ訪問下さっているのは、人生経験の長い方が多いので、
 みなさん、人ごととは思えずショックを受けられるようです。
 絶対避けられない事なのに、忘れがち(無意識に避けるというか)ですよね。
 普段の時間の大切さを思いだし、覚悟しながら過ごさないといかんかなと思います。
 末っ子は大好きなアイドルグループの画像を見ると
 笑顔がこぼれていました。

七夕の朝

たまたま単身赴任の弟がうちのばあさまの葬儀に出席するため自宅に戻っていて、
たまたま弟の中学生の二女が日曜日で家に居て、
たまたま嫁に行ったばかりの弟の長女夫婦が実家に来ていて、
たまたま仕事を終えた弟の長男が自宅にいて、
いつもは弟の嫁さんが1人でいる時間帯に家族が集まり、
久しぶりにワイワイと賑やかに食事をしたりお喋りした夕方、
突然義妹は倒れ、一度も目を開ける事なく七夕の日に旅立ちました。

弟家族はこうしていれば良かった、こうしなければ良かったと
それぞれに自分を責めるけど、
倒れたその日、家族全員の時間を過ごせた。
良かった事を拾い集めたい、義妹のために。

火入れの瞬間まで泣きじゃくっていた弟の子どもたちも
お骨あげの時に、弟が義妹の歯をポロッと落として、
アレ!?と素っ頓狂な声を挙げた時に笑いがおきました。
どんなに悲しくても人間は笑えるし、
家族が笑えた事で、旅立った義妹も安心した事でしょう。

「日々の生活」の頼りなさ。
瞬間瞬間が大切な人に見せる最後の顔になるかもしれないと心に留め、
できるだけ笑顔で過ごさなければ。
その時に自分が後悔しないように、家族に後悔させないように。